全国各地で雪崩による遭難事故が多発し、週末において上信越地方は豪雪という予報が流れていました。当初、杉ノ原から三田原山を計画しましたが、ただでさえ例年にない気温差で不安定な雪の上にさらに豪雪が乗っかるという状況にコースの変更を強いられました。
当日は朝から車が埋まるほどの降雪が続いていました。山に上がるのをあきらめて午前中は赤倉観光スキー場内の非圧雪コースを中心に滑り、午後は弱層テストと埋没者捜索訓練を実施することにしました。
まずはゲレンデ最上部から非圧雪の樹林帯へ飛び込むとゲレンデとは思えないまずまずの深雪が楽しめました。リフトを３本回した後、チャンピオンゲレンデ最上部で昼食休憩。
その後、前山方面へシール登行を実施し、約４０分登って急登にさしかかる所で弱総テストを実施しました。参加者全員に雪面にスノーソーを入れていただき、弱層を体感してもらいました。
その後は本当の意味での非圧雪を滑走しました。雪質はやや重くスキーが思うように走らない感じでしたが、３月の妙高においては上々と皆さん満足をされていたようです。 スキー場内の樹林帯で埋没者捜索の訓練を実施しました。ビーコンサーチ、ゾンデリング、ショベリングと連続で実施する機会が少ないので、体験ができてよかったです。天候に恵まれませんでしたが、深雪と重い雪の滑走、弱層テスト、埋没者捜索とそれなりに成果がありました。
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